北海道鉄道路線図(鉄道発祥から現在まで)
はじめにお読みください。
北海道の鉄道路線図を作成しました。北海道の鉄道の盛衰、路線名や事業者などの変遷をご確認いただけるかと思います。
収録した路線は官営鉄道、国鉄、JR、私鉄、市電、地下鉄、専用鉄道、鉱山鉄道、炭礦鉄道、軽便鉄道、殖民軌道で、この分類で色分けを行っています。
まだまだ抜けている路線は多数あるかと思われます。
地図作成に当たっては、国土地理院の地理院地図をベースとし、廃線については主に地理院地図 1961年~1969年
をQGISの背景とし、線路跡であろう場所をトレース。不明な場所については同じく国土地理院の米軍撮影の航空写真を部分的にリファレンスして辿り、
特定不能の場所は作成者の想定で作成しましたので、
・ピンポイントではないこと。
・全く違う場所である可能性が高いこと。
に留意願います。(ご指摘があればできるだけ修正したいと思います。)
路線データの作成にはウィキペディア 日本の廃止鉄道路線一覧 等を参考としました。
路線線形の変位については、改軌を伴う譲渡時や時期不明の路線変更は反映せず、NET上の地図で得られる情報のみで作成しています。
使用方法
①ホームボタン
クリックすると、マップを初期表示に戻します。
②拡大ボタン
クリックすると、マップを1段階拡大します。
③縮小ボタン
クリックすると、マップを1段階縮小します。
④範囲拡大ボタン
マウスドラッグにより選択範囲を拡大します。
⑤infomationボタン
このページを表示します。
⑥レイヤコントロール
表示レイヤーを切り替えます。MoseOver で表示します。
・路線図、国土地理院の 空中写真(1961年~1969年)、空中写真(1974年~1978年)を表示切替します。
⑦表示年切替ツール
クリックすると表示年切替ツールを表示します。
表示したい年(西暦)を入力し、 ボタンを押すことによりその年の路線図を表示します。
表示年を1年づつ変更できます。 全表示します。
表示年を1年ずつ2秒毎に自動送りします。 で終了します。
ツールを閉じます。
⑧線をクリック
路線情報を表示します。自、至 は区間ごとに存在した期間を表します。(延伸、廃止、事業者・路線名の変更等) 延長は実距離ではなく、図上距離ですので実際とは異なります。
マウス操作
拡大縮小
マウスホイール↑↓で拡大及び縮小、ダブルクリックで1段階拡大します。
移動
左ボタンドラッグ&ドロップ または マウスホイールドラッグ&ドロップで移動します。
疑問点など
その1 空知線?
1891年頃の岩見沢~歌志内間は空知線ではないかと思うのですが?
その2 函樽線?
北海道鉄道時代の函館~小樽間を北海道鉄道の前身である函樽鉄道にちなんで函樽線と表記していますが、これは国鉄譲渡以降の路線名が不明のためです。 実際は何と呼ばれていたのでしょうか?
その3 網走本線網走市内の旧線
1932年に網走駅が西に移動します。Wikiでは路線の付け替えのためと書かれているのでおそらく旧路線は海側であったのでは?と考え、辻褄合わせのため
1948年米軍撮影の航空写真よりこのような線形にて作図していますので定かではありません。この線形ですとトンネルが2か所あったことになるので果たして?
2021/6/6 ※釧網本線はスイッチバックで網走駅に入っていたことが判明いたしました。よって地図を修正しました。
その他不都合な点がいろいろあるかと思われますので、なにかお気づきの点があればご教示いただければ幸いです。
関連リンク
SL全廃前の北海道の貴重な鉄道写真が多数。北海道の鉄道資料も充実しています。殖民軌道の情報はここから得ています。
地図作成、年代設定の資料として重宝しました。簡易軌道(殖民軌道)の貴重な資料です。etopi さん作成のページですが、 GeoLog Project さんによりアーカイブ配信されているようです。
殖民軌道以外の路線変遷の情報は主にここから得ています。
埼玉大学教育学部 谷 謙二教授のサイトです。札幌石材馬車鉄道はここを参考としています。QGISでも利用可能です。
当サイトの地図に反映されていない線形が確認できます。
本地図の背景として利用しています。GoogleMapのsatelliteなども背景にしたかったのですが、規約上断念しました。
古い航空写真とかはこちらから。
本地図はこれを利用して作成しています。路線図作成後、Qgis2WebプラグインにてLeaflet化、更に手動で修正配信しています。
地図配信にはこれを利用しています。
本地図作成者のブログです。特徴のない地元の通常時の鉄道風景撮影にこだわってしまい、熱も下がり気味ですが、
いつか tetsudo_hokkaido さんのような貴重なものとなることを信じ継続したいと思います。
間違いの指摘、ご意見などがあれば、ここのコメント欄に記入いただけるとありがたいです。
更新履歴
2021/5/16 北海道鉄道路線図を公開。
2021/6/6 釧網本線 網走市内を修正。(錯誤)
2021/7/14 函館本線 納内駅-近文駅間を修正。(錯誤)
北海道製糖磯分内工場専用鉄道を追加。
2023/6/3 ?さんの指摘を受け日高本線を修正。
留萌本線 石狩沼田~留萌間修正。(廃止)
根室本線 東鹿越~上落合信号場間修正(休止)
2023/6/7 日高本線 休止期間を追加(2015~)
苫小牧軽便鉄道の存続期間を修正。(~1927)
6/3修正時に根室線路線名を誤記入 修正
2024/6/22 根室本線 富良野~新得間廃止
函館本線 石倉~野田生間(1945~1968)修正
iphone にて表示年を入力できなかったバグを修正
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間違いの指摘(歓迎)、ご意見などございましたら、以下の地図作成者のブログ当該ページのコメント欄にてお願いいたします。
北海道へはバイクツーリングにて2回、その他数回訪問していますが、最初のツーリングは今から40年近く前です。
苫小牧から襟裳、霧多布岬を経て屈斜路、阿寒湖そして苫小牧までの道内三泊三日、青切符(帯広交機)がおまけの旅でした。
北海道での二泊目は確か西春別駅裏にテントを張って寝た記憶があります。あのころは標津線が現役でしたね。
広尾線も現役で、「愛の国から幸福へ」でおなじみ?の幸福駅にも行き、愛国駅で幸福切符を買いました。(送る相手はおりませんでしたが・・)
今思うとなぜ鉄道の写真を撮っておかなかった?と悔やまれます。
機会があればまた行ってみたい。と、遠い大地に思いを馳せています。
西春別駅 当時撮った写真が出てきました。右端のバイクが当時乗っていたものです。
2021/5/16 Mapwarehouse (kasa-hmrs)